[写真・文責 小市直幸]
 

2006年5月3日、明治神宮春の大祭に際しまして、家元宮下秀冽率いる秀冽社紫線会の皆様による奉納演奏が行われました。さわやかな晴天に恵まれ、沢山のご参拝の方々の中、初世宮下秀冽代表作「花」が演奏されました。

外国人旅行者の方々も多く、演奏が始まると人垣を作り写真を撮っている姿が印象的でした。とても陽射しが強く、暑さの中の演奏でしたが、演奏者の皆様は汗ひとつかかない集中力と、場を飲み込む研ぎ澄まされた演奏で参拝者は最後まで聴き入っておりました。

演奏された「花」は宮下秀冽氏の曲の中でも、様々な要素を取り入れた変化に飛んだ優雅で季節を感じさせる曲調で、初夏を暗示した春の大祭にふさわしい曲といえましょう。

     

     
 
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